先日、電車に揺られていた時のことです。
隣に座っていた若いお嬢さんがカバンから水筒のようなものを取り出し、フタを開けようと試みていました。
何故かフタを回転させるのではなく、
引っ張って開けようとしていました。
なんとなく嫌な予感がしました・・・・

なかなか開きませんでしたが、しばらくしてついにフタの敗北する時がきました。
『スポンッッ』軽妙な音と共にフタが開きました。
しかし蓄積された
エネルギーはそんなもんじゃ収まりません。
フタを引っ張った勢いのまま、怒りのエネルギーはベクトルをボクに向けたのです!
分かりやすくいうと、脇腹に女性の肘(ヒジ/elbow:上腕と前腕をつなぐ関節。わりと硬い)がたたき込まれました。

筋トレ用のエキスパンダーを伸ばしている時にスプリングが切れたらどうなります?
ちょうどそんな感じでした。

アバラが
折れたかと思いましたよ、マジで。
しかし、顔を真っ赤にして謝る姿が可愛らしかったものですから、ボクはにっこり笑って不問にしました。
怖いです、満員電車。

さて、今回はツーリングにおけるZRX(G3)の燃費をどれだけ良くできるかといった実験です。
高燃費のためのポイントは、急アクセル/急ブレーキを控え、あまり高いエンジン回転数まで引っ張らないことです。
G3はキャブを社外品に換装しているため、加速ポンプはできるだけ作動させないようにアクセルに気を付けます。
ギアを6速に入れたまま、一定の速度を保っていれば自然と燃費は向上するでしょう。

ルートですが、アイドリングで燃費を悪化させたくないので、信号が少なくかつ流れの良いR373、R179に決定。

岡山県津山市を通過して、有名な変形ロボを見に行きたいと思います。
1/3スケールZガンダム速い・強い・変形という極悪ロボ
R179(イナキュウ)を西に走って道の駅『久米の里』に到着。
これが有名な1/3サイズ
Zガンダム
何が凄いって、これ個人が
500諭吉円を投じて製作しているのですよ!
トンデモないことに関節には油圧シリンダーまで装備。
おまけに、コックピットから操作できます。(ただし、安全のため、一般人は乗ることができません)
右端のレディと比較するとその巨大さがお分かりいただけるだろう。

さて、せっかくここまで来たのですから、もう少し走ってみましょう。
R181からR313に入り、大山を目指します。
蒜山の牧歌風景本当にいい天気
蒜山高原線です。
のどかな牧場風景が広がっています。
牛舎が近所にあるようでけっこう臭いますが、ボクはこの雰囲気や臭いは嫌いじゃないです。

ここまでは燃費を考慮しておとなしく走っていましたが、徐々に挑戦的な景観が姿を現してきました。
本当はカーブが苦手甘く危険な大山周辺道路
長い下り直線のあと、奥で巻いていくような左カーブが待っています。
シートの後端に尻を押しつけながら、ブレーキを握り込んで一気に減速。
アクセルを一定開度のままでカーブを旋回していきます。
カーブ終盤で、スロットルを徐々に開けてリアにトラクションをかけてやる。
レーシングキャブのスロットルバルブがけたたましい振動音を放ち、心地よい加速Gが身体を包みます。
そうしてボクは小一時間ばかり、おおいに大山環状道路を楽しんだのでした。←もはや燃費はどうでも良い

さて、帰宅渋滞に巻き込まれるとしんどいので、早めに退散します。
君と行こう、ZRXと行こう彼方に大山を望む
展望所でパシャ。
なんだか車両パンフレットのような写真が撮れました。
キャッチコピーは『
君と行こう、ZRXと行こう』、ありがち?(^^;
ちなみに左のお嬢さんは偶然写り込んだ旅行者です。
ボクとは残念ながら無関係です・・・。

もう燃費はどうでも良くなっていましたので、帰りは加速ポンプも大活躍。
2時間くらいで自宅に到着しました。
梅雨入り後にもかかわらず、今日は本当に良い天気でしたよ。
神様、
良純様ありがとう。

下道で走っても意外に大山は近いですね。
これからは中国地方もテリトリー(?)にしようかな。

燃費ですが16〜7q/Lくらいでした。
純正キャブの時は22〜3q走っていたので、だいぶ悪くなっています。
もっとも、途中で高燃費走行を中止しましたので、こんなものかも知れません。
若干濃く感じるので、キャブのセッティングをスロー系から見直そう。(気が向けば)


今回の走行距離 360q 

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