2007年度は色々と忙しく、このコーナーもなかなか更新する事が出来ませんでした。 管理人のモチベーションの低下とも取れる事案ですが、自分としては決して更新する事に疲れているわけではないのでご安心を。 2008年度はようやく車検を通す事も出来ましたので、これからどんどん走っていきたいと思っています。 だからといって面白いツーレポが書けるようにフィードバックできるかというと微妙な感じで…。 どうも、ボクです。 毎度毎度、この書き出しもどうかと思うが…。 さて、これを書いているほんの数日前、G3はユーザー車検に連れて行かれ、無事に合格する事が出来ました。 車検日の気温は20℃近くまで上がっており、絶好のバイク日和でした。 終わり次第遠乗りに出かけたかったのですが、予約自体が午後しか取れなかったため、その日は断念。 バイク購入予定だった友人と、かねてより納車次第走りに行こうと約束していたので、車検翌日に香川へ渡る約束をしました。 年式は相手の方がかなり高いので、見劣りしないように車体を良く磨いておいてツーリングに備えました。 ライダーの年式も彼の方が相当高いですが…。 久々の遠乗り、燃えるぜ。 で、当日朝。 天気予報通り、雲ひとつない晴天が広がっていました。 最近の石原良純様はひと味違います。 少し肌寒いですが、水温が上がり気味の老体バイクにはちょうど良く、予想最高気温は18℃という事なので比較的薄着で発進。 ルートはいつも通り、居住地から国道2号に出て西へ進行、岡山県備前市で無料のブルーラインに乗り、岡山市を目指す。 平日ではあるが通勤時間帯を外していたため、2号線もブルーラインもスムーズに流れ、快適な走りを楽しむ事が出来ました。 薄着が裏目に出てやや肌寒いですが、G3は比較的好調な走りを見せます。 しかし車検に際して(etc参照)キャブを外して洗浄したついでに、ジェット類のセッティングを大幅に変えたのがダメだったようで。 開け始めてから半分くらいまでの開度では気持ちよく回るものの、それ以上開けると谷が生じて回転が引っかかる。 回転の上昇が抑え込まれてトルク感が全くないので、ニードル域が薄くなっているのではないかと思います。 全開域では加速ポンプが働いてパワーも出ていましたからねえ。 おそらく洗浄時にスローを小さくしたのもダメだったんだろう(車検対策でアイドリングの悪臭を減らしたかった)。 本来大きめのスローに対してニードル径を太くしてバランスを取っていたセッティングらしく、完調にしようと思うと色々必要です。 中古で購入して以来、ボクはニードルの段数とメインしか触った事がないからなあ…。 今度クリップ位置だけ調節して様子を見てみます。 でないとカーブの出口でアクセルを明けても加速しないので、操っていても全く面白くありません(苦笑)。 新品にしたばかりのバイアスGT501はクセが無くて気持ちよく走れますね。 ボク程度の腕ではラジアルに比べて剛性不足も感じないし、むしろ重量があるせいでフロント回りが落ち着いたように感じる。 リーンインで倒した時に、軽快ではないもののしっとりとした手応えを感じますね。 ただ、これはリアの車高を下げた事によるハンドリングの変化も含まれている可能性があります。 実は車検の時にタンデムステップを付ける必要性から、リアの車高調を外してケツ下がりで走ってみたのですが。 これが大変良好で、ハンドルが切れ込まない感じが個人的にすごく気に入ったのです。 そこで今まではケツ上がりになるように車高調を一番高い状態に設定していたのを、今回は最も低く設定してみたのです。 両足も地面にべったり付いて余裕が出来ますから、信号待ちでも安心ですし。 閑話休題。 そんなわけで、あまり全開では走れなかったものの、それなりにブルーラインを楽しむこと数十分。 再び国道2号線に合流し、さらに2国バイパスの青江インターから宇野港に向かう国道30号線に降ります。 30号線に乗って10分弱、アーリーくんの待つコンビニに無事到着しました。 集合予定時間としていた午前10時のわずか1分後。 我ながら完璧な時間配分です。 |
良い艶です(自画自賛) |
奥がアーリーくんの愛車XJR400です。 本当はアメリカンなどが欲しかったようですが、バイク屋巡りに随行した当サイト管理人の無言の圧力によりネイキッドに決定。 (いや、冗談ですって) 現在はブレーキホースが社外品のメッシュに変わっている他はノーマルですが、とても綺麗な車両で迫力があります。 エンジンフィンの造形や張り出したテールカウルなど、とてもKawasakiには出せない流麗さがありますね。(←おいおい) 今後いろいろカスタム計画もあるようなので、一段落付いたらbikesのページでも紹介したいと思います。 ちなみに本日の時点で納車わずか4日目。 ツーリングも初めてなら、当然フェリー乗船も初めてで、最高速は7〜80qくらいなら何とかなるとの事。 無論、公道の最高速度は60qに規制されていますので、まったくそれはもう何と言おうと問題ありません。 60q以上なんて高速道路以外では出そうはずもありません。 にしても初っぱなのツーリングでフェリーを使わせるとは、さすが船好きのモーターライズド・ホーム管理人。 いつか使う事になるフェリーなら、早い内に慣れておいた方が良いからね。 何て親心のあるはからいなんだ。 単にボクがうどんを食いたいと言い始めたのが原因だったりするのだが。 30号線はここ数年で急速に開発が進み、路肩はガソスタやホームセンター、郊外型のショッピングセンターが建ち並ぶ。 やや車の流れは速いが、片側2車線の真っ直ぐな道路で信号や渋滞も少ないから初心者にも優しい道なのだ。 ……白黒のセダンが多いので上中級者にはあまり優しくない道かも知れないが。 目的とする宇野港までは約30分。 何度も通っているので、迷う事もなくあっさりとフェリー乗り場に到着です。 |
いつもの宇野港 |
着くやいなやアーリーくんに『トヨさん落ち着き無いですね』と指摘される管理人(32歳)。 なんでも“通行人の女性に過敏に反応”したり、“片側のステップにしゃがんで乗ったり”する辺りがそう思わせたんだとか。 心配ない、チームOITではデフォっす。 10歳以上年下のアーリーくんだが、やや遠慮気味にも管理人の暴走にしっかりツッコミを入れてくれるところが大好きです。 からみにくいキャラですんまそーん(←このあたりが)。 四国フェリーの発券所で車検証を見せ、往復切符を買います。 2輪車だと往復で2800円くらい。 ちなみに宇野〜高松間には四国フェリーと宇野国道フェリーの2社が運行していますが、料金はどちらも同じくらい。 ボクの使っている2001年度版ツーリングマップルでは宇野国道フェリーの方が安く書いているけどね。 近年2社の激しい競合によって値下げが進んでいるんだ。 2社共に24時間ほぼ30分おきに発着し、4輪の場合同乗者は全員無料という特典もある。 利用者にはありがたい限りですね。 時間の制限こそあるが、瀬戸大橋を使うよりははるかに安く済む事が分かるでしょう。 しかも瀬戸大橋は強風で運行中止になる事が多いですが、その代替輸送としてここの宇野国道フェリーが使用されるそうです。 橋よりも船の方が天候に強いって、何か逆じゃないか…? 小さなフェリーですが、平日でも長距離トラックや学生さんなどでかなり繁盛しています。 今日はバイクの姿はあまり見られず、(4輪の)後乗り・後降りという珍しい乗船順でした。 フェリーに乗る時は2輪はたいがい先乗り後降りなんですけどね。 ほぼ30分ごとの発着に加え、船旅はちょうど1時間くらいなので上陸後の時間配分なども計算しやすいです。 アーリーくんと談笑しながら過ごしているとあっという間に高松港に入港。 簡単に今後のルートを説明して、高松駅前から南下する国道11号線(一部30号)を先導していきます。 数q南下後、高松自動車道高架下を2、300メートル走って国道32号線に入る。 ここからはひたすら道なりに仲多度郡まんのう町を目指します。 以前は満濃町と呼んでいましたが、06年に全国的に行われた平成の大合併で名称が変わったらしい。 当然、ボクの使っている01年度版ツーリングマップルでは旧名表記のまま。 この年式のマップルだと、高松自動車道も全線開通していない頃の物だから、詳細がちょこちょこ異なっていたりするんですね。 まあ、大通りはそれほど変更はないのであまり難儀しませんけど。 それよりもここ3、4年くらいに刊行されたツーリングマップルって、カラフルで高低差も表現した高級そうな物になっていますが。 はっきり言って旧版の方が見やすかったんですが。 お勧めルート表記もなくなったし。 何よりも頭の方に付属している全体版地図がかさばるのですっごいジャマ。 ちぎれば良いだけの話なのですが。 まあ地図なんてそうそう買い換えるもんでもないし、多少古くてもそれほど不都合はありませんからね。 一番良く使用している関西版なんて2000年刊行ですもん。 話が脱線したところで、国道32号線を快調に南西に向かって進んでいきます。 この32号は高松市内からまんのう町までほぼ一直線。 ほぼ全線片側2車線の広い直線道路で、渋滞に巻き込まれる事もなくスムーズに進む事が出来ます。 10年ほど前に初めてG3で香川を訪れた時は、この32号線も片側1車線で所々拡張工事中だった事を思い出します。 実はそのころ農場体験で1ヶ月ほどこの辺りに住み込んだ事があるのです。 讃岐うどんにハマルきっかけになったのも体験先の一家が良く食べに連れて行ってくれたのが発端。 G3で農場まで乗り付けたら半ば呆れ気味でしたが、そこの息子さんも単車好きだったのでさほど白い目では見られなかった。 ホスト先の息子さん夫婦の赤ちゃんにはまるで好かれず困り果てましたが、今では大きくなってるんだろうなあ。 またまた脱線しましたが、国道32号線を仲南町まで下り(道の駅もみの木パーク辺り)JR土讃線に沿って5分ほど走る。 目指していたのは、前回の大歩危ツーリングでも書いた“山内うどん”です。 前も書いたと思いますが、讃岐うどんを食べに来る際は外した事のない1店です。 |
なんか着ぶくれ |
今回は店の外観は撮らず、いきなり食事風景です。 平日という事もあり正午に近い時間帯でも行列などは見られず、店内にも空きがちらほら見られました。 でもセルフサービスの天ぷらがほとんど残っていなかったから、けっこう出入りはあったのかも知れません。 普段は午前中ならバットに山盛りで並んでいますからねえ。 ここでは写真のようにごく一般的なかけうどんを注文しました。 温かい麺に温かいダシをかけた“あつあつ”、冷たい麺に温かいダシの“ひやあつ”、冷たい麺に冷たいダシの“ひや”が選べます。 ボクもアーリーくんもあつあつを注文。 以前ひやあつを頼んだ事がありましたが、ヌルいうどんのように感じてボクにはあまり合いませんでした^^; 麺がしまるので通はひやあつを頼むんでしょうけどね。 天ぷらはかき揚げとちくわ。 どちらもボリュームがあって、素朴な味ながらダシにとても合うのでいつも一緒に食べています。 ここのうどんは何と言ってもダシがボク好み。 ボクの食べた店の数なんてたかが知れていますが、その中では一番美味いかけうどんを食べられる店だと思っています。 イリコやアゴダシが強く主張しているものは魚の臭みも残る傾向にあるように思いますが、ここのはすっきりしているんですよ。 シンプルなだけに何度来ても何杯食べても飽きません。 『うおっ激ウマ!ヤバっ!』というような美味さではなく、本当にシンプルなうどん本来の素朴な味を生かしたダシだと思います。 ちょっと失礼な書き方かも知れませんね。 でも一番好きな讃岐うどんには違いありません♪ 食い終わったら、すぐ近辺の満濃池を目指して腹がこなれるのを待つ事にします。 |
黄砂でかすむ讃岐山脈 |
満濃池に到着です。 この池もボクの讃岐旅行では定番化しつつありますね。 灌漑用のため池としては日本最大で創築は700年頃と古く、一度決壊していますがその修復にはあの空海も携わったそうです。 お大師様つまり空海の足跡をたどるお遍路にも縁のある名所なんですね〜。 ここしばらくまとまった雨が降っていないためか、池の水位はかなり低下していました。 バイク談義に花を咲かせながら、2人でまったりとした時を過ごします。 ボク達の他にも老夫婦やカップル、中年婦人の小規模団体など、何もない場所にしてはけっこう観光客が訪れていましたね。 営業車のサラリーマンとおぼしき男性が車内で昼寝していたりと、なんだかのどかな所です。 気温も18℃くらいか、少し汗ばむくらいの陽気で走り出すのがおっくうになりそうです。 2人とも同じ事を考えていたようで『この後どうします?』、『帰ろうか?』などやや消極的な相談を始めていたところでした。 結局、次のうどん店を訪れた後、余力があれば金比羅さんに登ってみようという結論に落ち着きました。 あの参道を一度でも体験した事のある人間なら、午後3時以降に金比羅に登ろうなどとはまず思いますまい(苦笑)。 満濃池で過ごす事小1時間、池から10分ほどの所にある次のうどん店を目指します。 |
小縣屋でJOJO立ち!のはずが… |
こちらは全国的にも知名度が高く、しょう油うどんの元祖とも言われる“小懸屋”さんです。 裏手には大型バスの駐車場なんかもあって、観光客にも人気の1店ですね。 独特のシステムがあって、いかにも観光名所といったうどん店ですが(後述)、味は山内うどんに勝るとも劣りません。 まあ比較対象としてはジャンルが異なりますので一概には言えませんがね。 それはそうと、無理からテンションを挙げてJOJO立ちをキメてみました。 しょこたんが紅白でキメたいわく付きのアレです。 撮ってもらってる時は気付きませんでしたが、肩の傾きが逆ですね。 本当は顔に持ってきている手はそのままに、右肩を落として左肩を引き挙げるのが正統。 さらに開脚しつつX脚気味に膝を内に入れるという関節に優しくない角度を保つと美しく見えますね。 どうでも良いですね。 シルバーチャリオッツ! さあたわごとはそれくらいにして店内に入りましょう。 この店に入った人はまずその独特の雰囲気に目を丸くします。 雰囲気というのか、先客がみんなせっせとおろし金で大根を擦っている光景に呆気にとられるのです。 なぜなら、ここではしょう油うどんにかける大根おろしを自分で作る必要があり、それこそがここのウリのひとつでもあるのです。 にしても入店後『しょう油うどん下さい』と注文して、いきなりおろし金と大根が運ばれてくるとたいていの人は驚くでしょう。 向かいには大学生くらいの男の子の一団が座っていたが、40センチはあろうかという大根を丸々渡されて戸惑っていたもんな。 公式(?)サイトでも確認できるので、初めての人は食べ方を予習してから来店すると良いでしょう。 それはともかく、帰宅後すぐにサイトを見ても再び食べたくなるのだから、かなり中毒性の高いうどんである。 |
大根は食べる寸前におろすと美味い |
ボク達には常識的な大きさの(2人で1本)大根が運ばれてきたのでひと安心。 こういう作業は有無を言わさず年少者が行うという日本古来の伝統に従い、アーリーくんが渋々大根をおろしてくれました。 ダウンジャケットで分かりづらいですが彼の大胸筋はボクのおよそ2倍くらいのヴォリューム。 筋力の面から見ても適切な配役だ。 ボクの采配に業を煮やしたのか大根に怒りをぶつけるアーリー氏が上の画像。 あまりの高速さに手元がぶれています。 昔の人は“大根をおろす際は怒りを込めると良い”と言ったそうですが、若人にもかかわらずよくご存じのアーリー。 大根を下ろしている間に麺が茹で上がり、どんぶりに入れられて運ばれてきます。 ここのうどんは冷麺のように冷たくしめてから客に出されるのが特色。 麺は水でしめられて透明がかった美しいクリーム色の姿に変わります。 写真撮ってないけどね。 この麺に先ほどすり下ろした大根をたっぷりとかけ、生醤油をぶっかけて食べます。 この時、どんぶりの底に溜まった水分は捨てないで、生醤油の味を調節するために残しておくと良いらしい。 もっとも生醤油もダシが入っているらしくやや甘めで、多少多めにかけても塩っ辛くならないので心配はありませんけどね。 これに薬味として備えてある(画像左上)刻みネギ、おろし生姜、すりゴマ、スダチなどを好みに応じて加えて食します。 醤油も含めて薬味は使い放題だけど、個人的にはゴマとスダチを多めにして生姜は入れないのが美味いと思う。 昔OITのみのっち達と食べた時は調子に乗って大根を大量に投入したところ、あまりの辛さに涙を流しましたが。 特に辛いのは夏場で、この時期はやや甘みもあってまた別の美味しさがありましたね。 ここのうどんは特性上サッパリとしていて、2杯目だろうと3杯目だろうと楽に大盛りを平らげる事が出来ます。 後で知ったのですが大根も自家製で、うどんの後に残った大根をひたすらすり下ろして食べている愛好家も多いそうです。 麺はここが一番好き。 といいますか、ここ数年は“山内うどん”と“小懸屋”しか来た事がありませんね。 味覚というのは個人差が大きいのでどこが一番美味しい!と勧めづらいですが、なじみの味というのが舌に一番しっくりきます。 ここの土産コーナーでは生醤油や大根おろしを同封した土産パックも売っています。 でもやっぱり本場で釜から揚げたてのうどんにおろしたての大根をかけて食べるのは別格ですよ。 なお今回ボクらは食べませんでしたが、この店に限らず讃岐うどんのお店にはおでん汁器を併設している所が多いです。 讃岐の食文化からか多くの讃岐おでん(?)は味噌だれを付けて食べる事が多い。 これはこれで大変美味しいのですが、やっぱり西播人としては姫路おでんの方が口に合う気がします。 兵庫西部、とくに姫路以西では“姫路おでん”と称して、しょうが醤油にネギなどを加えたタレでおでんを食べるのだ。 しかし『やっぱりおでんにはしょうが醤油やな』とアーリーに言ったところ理解されてもらえず。 『しょうが醤油なんて邪道ですよ』とさらりと言い切られてしまいました。 ちょ、おまっ、姫路おでんを見下したな。 姫路の民のアイデンティティを否定したな。 ここはボクが頑張って全国に広めていくしかあるまい、姫路おでんとはばタンを。 再び閑話休題。 ボク達は大盛りを頼みましたが、男性やここが1軒目という方なら特盛りでもペロリと食べ切れると思います。 大根おろしの成分が消化を助けるのか、胃もたれする事はありませんし、けっこうすぐにお腹が空いてきますよ。 とは言ってもボク達は2杯目でそのどちらも大盛り。 加えて小春日和の陽気にすっかり眠い方のテンションに傾き始めていました。 いくらなんでも金比羅さんの1300段は無理と判断して、本州方面への帰路へ着く事としました。 20代半ばの頃だって参道の途中までで断念したくらいだもん…。 帰りも往路と同様に32号線を北上します。 まだ納車4日目のアーリーですが、すっかり運転も慣れた様子で帰りは余裕も出てきている様子でした。 途中で32号線を外れ脇道から高松市内を目指すも、気付くと再び32号に合流。 何とも言えない無意味な迂回をしつつも、無事に高松港に到着しました。 実は少々眠気と戦っていたりしたのです。 |
帰りもフェリーで |
港に着くとフェリーがちょうど入港するところでした。 来る時とは異なりバイクは先乗り出来るようで、係員のおじさんが列の一番前に案内してくれました。 搭乗口は一般車やトラックでごった返しています。 やっぱりここのフェリーは人気ですね。 バイクで良かった。 乗船中は談笑しつつ、うたた寝しつつの1時間で、あっという間に宇野港に到着しました。 宇野港に着いたのは午後5時30分頃で、そろそろ肌寒くなりつつありました。 他に寄るべき所もないので、国道30号線を一路岡山市内に向かってひた走ります。 ちょうど帰宅時間帯のため、ややクルマが多かったですが深刻な渋滞には巻き込まれずスムーズに走れました。 岡山市内でアーリーと分かれ、学校の同期生に頼まれていたDVDを届けた後(エロではない)、挨拶もそこそこに帰宅の路へ。 市内から国道2号バイパス〜ブルーライン〜備前で再び国道2号線と、いつものルートをたどって実家に到着。 ツーレポ終盤になるにつれて詳細を端折っていくのはいつもの事ですな。 昼間こそ18℃近い小春日和でしたが、兵庫に入った頃には気温は5℃まで低下。 体の芯まで冷え切ってしまいました。 アンダーパンツ(いわゆるパッチ)も履いていましたが、上着はレザーじゃなくてナイロンライダースでしたからねえ…。 良く風を通しました。 それでも久々のツーリングは本当に楽しかったです。 バイクに乗るのは気持ち良いし、心底ボクはG3が好きなんだと実感できた1日でもありましたね。 車検を通せて本当に良かった。 バイクに跨るだけで欲情するなんて、我ながら相当なヘンタイだとは思いますが、好きなんだからしょうがない。 これからもますます元気に走り回りたいと思います。 1日付き合ってくれたアーリ−くん、本当にありがとうございました。 今回の走行距離 約240q |
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