【ゲスト・オペ制度について】
平成9年3月から始まったゲスト・オペ制度の内容です。
詳細は 【日本アマチュア無線連盟(JARL)】のページ をご参照ください。
(1)ゲスト運用は無線従事者資格が必要
ゲスト(他のアマチュア局を訪問して、その局を運用する者をいいます)は、
アマチュア局の無線設備を操作することができる資格(第1級、第2級、第3級、
第4級アマチュア無線技士および相当資格を含みます)を持っていなければなりません。
(2)操作できる範囲
ゲストは、自分の資格の範囲内で、かつ、訪問先のアマチュア局の免許の範囲内で
運用しなければなりません。
(3)立ち会い
ゲストは、訪問先のアマチュア局を運用する場合は、必ずその局の免許人
(社団局の場合は代表者または構成員)
の立ち会いのもとで運用しなければなりません。
(4)コールサイン
ゲストが使用するコールサインは、必ず訪問先で運用する局のコールサインを
使用して行ってください。
【ゲスト運用の例】
(運用例−1)
HF帯で200w機と10w機、144MHz帯で20w機の無線設備で
免許されている第2級アマチュア無線技士の局を、第4級アマチュア無線技士が
訪問してゲスト運用する場合は、第4級アマチュア無線技士の操作範囲内での
運用になりますので、HF帯の10w機および144MHz帯の20w機の
無線設備を使用して運用できますが、HF帯の200w機の運用はできません。
また、A1電波や 1.9MHz、10MHz、14MHz、18MHzの
各周波数帯での運用もできません。
(運用例−2)
HF帯の無線設備で免許されている第4級アマチュア無線技士の局を、第2級
アマチュア無線技士が訪問してゲスト運用する場合は、訪問先の局の免許の範囲内
での運用になりますので、A1電波や 1.9MHz、10MHz、14MHz、
18MHzの各周波数帯での運用はできません。
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