末永く付き合いたいものです |
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これが管理人の相棒、94年式のZRXです。 購入は1996年。 先代の95年式ZRXをわずか5ヶ月で全損後、保険がたっぷり出たので懲りずに契約。 バイク屋さんでひっそりと埃をかぶっていたため、2年落ちながら新規登録の実質的には新車でした。 ZZR系列の力強いエンジンと、頑丈なシャーシ、プアな足回り(前期型)を持つ面白い一台です。 ノーマルでも直線ではメーターを振り切る心臓部ですが、最高速に到達する前に足回りがヨレます。 よく雑誌で言われてた『スイングアームピボット辺りの剛性不足』というよりは、フォークがヤワすぎるのが原因ではないかと。 ボクの主観ですけどね。 当時のネイキッドとしては珍しく、大容量の収納スペースや燃料計を備えています。 絞りの入ったハンドルや腰高のポジションとも相成って、ツーリング向きの単車であります。 トラス構造のスイングアームや、リヤ18インチホイール等、かなり奇特な仕様でもある。 ネガもポジも実にkawasakiらしい特徴を持つのですが、深くは言及しません。 強いて言うと、あちこちから油が漏れるくらい。 こいつとは九州最南端から関東まであちこちを旅しました。 学生時代、嵐の中バイトから帰った事もあったし、真冬のデートも2ケツで走り回ったものです。 ありていに言えば、ボクにとっては青春そのものであり、身体の一部とも言えるんです。 免許制度改正以降、オートバイの主流は大型になってしまいました。 正直、高速を走るとパワー不足を感じることもありますし、乗り換えを真剣に考えたことも1度や2度ではありません。 けれども愛着がありますし、ここまできた(サイトを作った)以上、もう降りることなんてできませんね。 『壊れるまで乗る』が口癖だったのですが、なかなか壊れやしない(笑)。 なおバイクに乗り始めてもう14年になりますが、単車経験はZRX2台のみという、そうとうなアレです。 ちなみにペットネームはG3(じーさん)号、リンクしていただいているハマーさんに名付けていただきました。 Gray(灰色)の車体色、スーパーコンバットType−G(マフラー)、走行10万q超のじーさんエンジン、 と3拍子そろっているのでG3ってわけ。 改造の方向性は、“ノーマルの面影を残した大人のカスタムバイク”を目指しています。 その為に“外装は純正を使用”というのを大前提にしています。 なにせ初期型だけでカタログ落ちしたドマイナー色です。 手厚く保護しなければ絶滅してしまうのは目に見えています。 ノーマル派を実行するために、ウインカーもミラーも全て純正に戻しました。 フェンダーレスに至っては買ってから8年間使用せずに売却しちゃいましたね。 最近のマイブームは黒い部品、黒アルマイトを施されたものを好んで使用しています。 以前は赤や青のアルマイトが賑やかな“若気の至り仕様”でしたが、ようやく落ち着いてきた…かな。 ミもフタもない言い方をすれば、地味な単車ですが、割と気に入っています。 そんなG3の改造遍歴はこちら。 ↓ |
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